2023年11月25日(土曜日)にホテル グランドヒル市ヶ谷にて開催された嘉中・嘉穂高等学校関東地区同窓会 総会・懇親会には、合計268名(ご来賓20名、同窓生248名)の方々がご出席くださり盛大な会となりました。
総会は、川口雅史副幹事長の司会のもと、過去1年間にご逝去された同窓生に黙祷を捧げることから始まりました。引き続き、関東地区同窓会 田中寛利会長から本年の当番キャッチフレーズである「進嘉(しんか)」と絡めたお話を頂戴し、その後、嘉穂高等学校同窓会 加藤完治会長と嘉穂高等学校 髙松大輔校長からご挨拶をいただきました。
今年度創立122年を迎える母校の輝かしい歴史を紹介する加藤会長のお話に気持ちが引き締まりました。また、髙松校長が紹介された現役高校生の活躍に、かつての高校生活を思い出して胸が熱くなる思いがしました。
新任理事4名の選任が満場の拍手で承認された後、中西佳子幹事長から2022年度の活動内容と収支決算、および2023年度の活動計画と予算について報告がなされました。最後に、母校および母校ラグビー部に多大なる貢献をされた赤間敏雄 関東地区同窓会顧問に対し、髙松校長と加藤会長より感謝状および記念品が贈呈されました。
総会に引き続き、懇親会が開催されました。冒頭、田中達也副会長から故郷の魅力を再認識することの大切さに関するお話があり、飯塚市長代理として出席された久世賢治様から飯塚市が発展する様子の紹介がなされました。おふたりのご挨拶を拝聴して郷愁を強く感じるとともに、故郷の発展に貢献したいという思いを強くした次第です。
その後、飯塚市から提供していただいた瑞穂菊酒造の樽酒で鏡開きがめでたく挙行され、高校34回(還暦回)の中谷千寿様と奥貫亜矢子様のご挨拶と乾杯によって、皆様が待ちかねた懇親の時間がスタートしました。
懇親会は、高校42回の吉田菜穂子氏がボーカルを務めるcesta de musicaによるボサノバ音楽をBGMに和やかな雰囲気のもとで同窓生が旧交を互いに温めました。また、高校71回卒の伏見はな氏と加地佑唯氏によるデュオリサイタルがアトラクションとして行われ、サクソフォンとファゴットのセッションを皆さん楽しまれました。
その後の歓談中には、現役嘉穂高校生が制作した学校紹介動画が放映され、懐かしい校舎や現役生の活躍に皆さん目を細めていらっしゃいました。会の終盤では、来年の福岡支部同窓会、飯塚本部大同窓会、および関東地区同窓会の案内も行われ、これからも同窓生の絆が引き継がれてゆくことを再確認するとともに、来年が待ち遠しいイベントに心躍る思いでした。
その後、高校42回の「踊る歯科医」こと林孝則氏によるリードで肩を組みつつ校歌斉唱を行った後、林氏による魂のエールに全員感動しました。最後に、当番招待恩師である町居慎一郎先生による万歳三唱によって会を締めくくりました。あっという間の2時間でしたが、充実した笑顔で帰路につかれる皆様を見送りつつ、今回の懇親会を当番一同が協力してやり遂げることができて良かった、と心から思った次第です。
今回の当番業務では、関東在住者のみならず、遠くは沖縄からも応援に駆けつけてくれる同期生の存在に心強く励まされました。同期の絆を深める当番の機会を与えてくださり、また常に応援してくださった諸先輩方に心から深く感謝を申し上げます。また、本年の当番業務を支えてくださった高校43回の皆さんにも衷心から感謝の気持ちを捧げます。
いま、人生100年の時代と言われています。われわれ42回生の年齢は51~52歳ですので、まだ人生の半分を走ってきたばかりです。郷土、母校、そして同窓生の存在を励みに、これからも人生を積み重ねたいと思っています。
以上
令和5年度 嘉中・嘉穂高等学校関東地区同窓会
総会・懇親会実行委員会委員長
秋光信佳(高校42回卒)