介護旅行の普及に尽力されている小野 鎭さん(高12回)

事務局へ12回生の小野鎮(まもる)先輩から素敵なお便りが届きましたのでご紹介させていただきます。

小野先輩は現在「株式会社SPI あ・える倶楽部」にて、介護旅行の普及とトラベルヘルパー(外出支援専門員)の養成に関わる業務などに携わっていらっしゃいます。

また、社のホームページに「一期一会地球旅」というコラムをお持ちで、連載98回となる3月8日からは、嘉穂高校と同期生の旅行をお世話してきたことなどを綴った「良き仲間たちとの思い出 高校の同期生の旅行」が掲載されています。

《リンク》
一期一会地球旅98 「良き仲間たちとの思い出 高校の同期生の旅行 その1」
一期一会地球旅99 「良き仲間たちとの思い出 高校の同期生の旅行 その2」
一期一会地球旅100 「良き仲間たちとの思い出 高校の同期生の旅行 その3」
一期一会地球旅101 「良き仲間たちとの思い出 高校の同期生の旅行 その4」
一期一会地球旅102 「良き仲間たちとの思い出 高校の同期生の旅行 その5」
一期一会地球旅103 「良き仲間たちとの思い出 高校の同期生の旅行 その6」

そして、3月18日(金)、トラベルヘルパーとお客様との希望探しの旅の様子が紹介されるドキュメンタリー番組が放映されます。
以下、番組HPの紹介文です。 こちらもあわせて是非ご覧ください!
本当にあった幸せ物語「夢は旅の果てに」
3月18日(金)NHK BS1 午後9時00分〜午後9時50分
監督は先日「海街diary」で日本アカデミー最優秀監督賞を受賞した是枝裕和氏です。語りは、女優の原田知世さん

NHK BS1 本当にあった幸せ物語

介 護技術と旅行業務の知識を兼ね備えた、トラベルヘルパー。トラベルヘルパーに同行してもらうことで、念願の旅を実現させた人たちがいる。東京都の95歳の 女性は、かつて家族4人で暮らした京都府舞鶴を70年ぶりに訪ねる。よみがえる、心の奥底に 眠っていた記憶。岩手県の71歳の男性は病気で体が不自由になり、一日の多くをベッドで過ごす。心を慰めてくれる、クラシック音楽。あこがれのホールで演 奏を聴きたいと旅に出る。


母校の動き(平成24年12月以降)

1.行事
平成25年1月9日(水)~1月18日(金) 寒稽古
平成25年1月18日(金) 寒稽古納会、ぜんざい会
平成25年1月18日(金) 三者合同新年会(同窓会、父母教師会、学校)
 於:のがみプレジデントホテル
平成25年3月1日(金)卒業式
平成25年4月9日(火)入学式
平成25年4月15日(月)開校記念式典、記念講演会
 講師:鹿毛康司(高30回関東)

2.部活動
放送部

第34回九州高校放送コンテスト アナウンス部門 優勝
 2年4組 千田こころ
 平成24年12月12日(水)~14日(金)かごしま県民交流センター
柔道部
第16回九州高等学校新人柔道大会 男子団体の部 第3位
 平成24年11月24日(土)~25日(日) 沖縄県立武道館


山笠を飾った人形師 緒方恵子(高35回卒)

執金剛神飯塚祇園山笠といえば嘉飯山地区出身者にとって馴染み深い祭りの一つだ。飯塚川(現在は遊歩道となっている)を境に西側の西流、東側の東流の競い合いで始まった祭りは、住宅街の拡大や商業地域の変遷とともに新流、菰田流、昨年には二瀬流が加わり、今では五流となっている。追い山が行なわれる7月15日には初陣式や表彰式のためコスモスコモン(旧嘉穂高校跡地)の広場に五流が勢揃いする。

福辰さて今年の正月に本サイトのトップページを飾った博多人形を覚えておいででしょうか。愛嬌あふれる福辰の写真をご提供いただいた人形師さんが飯塚祇園山笠の山飾りを制作されたこともあるということで、いろいろお話しを伺ううちに干支の福人形以外にも精力的に活動されており、地元メディアで取り上げられるほどであることを知りましたので・・・百聞は一見にしかず・・・素敵な博多人形の作品をいくつかご紹介いたします。

プロフィール: 緒方恵子(おがたけいこ) 博多人形師  続きを読む


「熱き絆はロシアまで」 大園建(高31回)

- 高校6回生の先輩方が繋いでくれた絆の物語 -
こんにちは。今年の関東地区同窓会総会を担当させていただきます、高校31回生の大園です。
cap011c.jpg私たちは、5年前の本校同窓会当番の準備段階から「嘉族の絆」をテーマに、25年ぶりに集った仲間たちと絆を深めてまいりました。我々の絆の一つのエピソードをご紹介します。2008年12月に掲示板に書いた記事番号344のリメイク版で恐縮ですが...
行方不明やった同期が、インターネットに仕掛けた同期の罠にまんまと引っ掛かり、ロシアで無事捕獲されて嘉穂高校4年0組(31回生は大同窓会が終わると、4年0組に進級して、皆同じクラスになっちょります。)に途中編入した話です。
一中出身の彼、Fは今もロシアに単身赴任しちょります。
我々31回生が本校大同窓会の当番を無事終えてホッとしちょった頃、Fはロシアのとある日本料理屋の馴染みになっちょったそうです。
そこには、我々より若い板長がいて、カウンターで出身地の話をしよった時のことだそうです。
「先輩、福岡なんですか。私は千葉ですが、亡くなった父親が福岡でした。」
「ふーん。そうね。」
「それがですね。父親の葬儀の時、千葉でやったんですけど、凄かったんですよ。」
「どうしたの?」
「葬儀が始まってしばらくしたら、マイクロバスが一台やってきて、中から喪服を着た男の人達がぞろぞろと降りてきて、いきなり全員で何やら校歌を歌い始めたんですよ。」
「えっ?...」
「そして、歌い終わったら遺影に一礼して、そのままマイクロバスで立ち去ったんです。」
「ん?...」
「親族も参列者も、みんな唖然としてました。でも、とても見事な姿でした。」
「お、お父さん、嘉穂高校じゃない?」
「え~っ!!なんで分かるんですか?そうですよ!」
「俺も嘉穂高校だから分かる。そんな馬鹿な(良い意味ですよ!)事する高校は福岡でも嘉穂高校しかない!」
数奇な運命で、遠くロシアの地で巡り合った、お逢いしたこともない先輩の、その息子さんと嘉穂の後輩。
若き板長君は早速日本のお母様に電話をしたところ「お父さんが引き合わせてくれた縁、大切にしなさい。」と言われたそうです。
ますます絆を深めた二人。
ある時、若き板長君。
「先輩、大変です。先輩がインターネットで指名手配されてますよ!」
「ええ~っ?」
当時流行っていた名前のネット検索を、板長君がFの名前でやってみたところ、「WANTED」と書かれたページにFの名前を見つけたそうです。
そのページこそ何を隠そう、今は無き31期のホームページの連絡先不明者のコーナーやったとです。
ネットに仕掛けた罠に掛かり、無傷で捕獲されたFは、その年の5月連休に帰国して、4年0組の入学式を無事済ませました。
亡くなった先輩が、息子さんにFを引き合わせて繋いで下さった絆を、こんどは息子さんがFに我々を引き合わせて繋いでくれました。何より、葬儀で校歌を歌われた先輩方の熱き嘉穂魂が時を越え、国を越えて伝わったのだと思います。
校歌を歌い友を送った熱き先輩方がこの記事を見て頂いて、10月1日の総会にお見え頂けたら、でったん、でったん嬉しいです。
※後日ロシアの板長君は、高6回 須藤 郁先輩のご子息と言う事がわかりました。

平成22年度当番 実行委員長 大園 建(高31回)