第74回 関東地区同窓会総会・懇親会のご報告

 2024年10月25日(金曜日)にホテルグランドアーク半蔵門にて、嘉中・嘉穂高等学校関東地区同窓会 総会・懇親会を開催いたしました。

 昨年よりも開催時期をひと月早くし、更にはWebによる参加登録をメインに切り替えたことによる調整作業もありましたが、関係各位および世話人の皆様のご尽力のおかげで、合計327名(ご来賓26名、同窓生301名)の方々にご来場いただき、熱気あふれる大盛況の総会・懇親会となりました。

第74回 関東地区同窓会総会・懇親会

 総会は川口雅史副幹事長の司会のもと、過去1年間にご逝去された同窓生に黙祷を捧げることから始まりました。引き続き、関東地区同窓会田中寛利会長から挨拶を頂戴し、その後で嘉穂高等学校同窓会 加藤完治会長と嘉穂高等学校 佐藤康枝校長からご挨拶をいただきました。

 今年度創立123年を迎える母校の輝かしい歴史を紹介する加藤会長のお話に気持ちが引き締まりました。また、佐藤校長が紹介された現役高校生の活躍に、かつての高校生活を思い出して胸が熱くなる思いがしました。

 新任理事2名の選任が満場の拍手で承認された後、中西佳子幹事長と塚本哲事務局長から2023年度の活動内容と収支決算、および2024年度の活動計画と収支予算並びに中間収支報告について報告がなされました。

 総会に引き続き、懇親会が開催されました。
 今年の懇親会は、有難いことに、選挙でお忙しい中、約6年ぶりに麻生太郎 自民党最高顧問に駆けつけていただき、「今の飯塚」に関する貴重なお話を頂き、開会と同時に大盛り上がりとなりました。その後、中村真一副会長による開会挨拶に続き、来賓の皆様をご紹介させていただきました。来賓代表として武井政一市長よりご挨拶がございました。御三方の挨拶を拝聴して、あらためて故郷を思う気持ち、故郷の発展を願う気持ちを強くいたしました。

第74回 関東地区同窓会総会・懇親会

 渡邊裕士先生より、嘉穂の翼基金のご紹介並びに関東地区にて活躍する現役生の動画紹介がありました。
そのあと、高校35回(還暦回)の先輩方の紹介および代表の有田真紀様による挨拶と乾杯によって、皆様お待ちかねの懇親の時間がスタートしました。懇親会では、今回用に当番が作成したドリンクメニューの紹介や、スマートフォンからQRコードを読み込むことで見ることができる出席者名簿の説明がありました。歓談時には、先んじて紹介のあった現役生のビデオ投影も行いました。

 20分の歓談ののち、43回生自らが企画・演出・出演をする余興を開催しました。
余興は、テーブル対抗にて出席者全員がご参加頂ける「ふるさとご当地クイズ『飯塚、よかとこどんなとこ?』」で、大いに盛り上がり、景品の「筑豊方言手拭」を手にした勝者の皆様をたたえました。ここで、この余興のキモである飯塚音頭が会場にこだましまして、懇親会会場に散らばっていた当番の43回生が踊りの手本を見せながら、近くの各テーブルの出席者に対して、踊りへの参加を促し、結果として多くの皆様に見て踊って楽しんでいただきました。

第74回 関東地区同窓会総会・懇親会

 会の終盤では、来年の福岡支部同窓会、飯塚本部大同窓会、および関東地区同窓会の案内も行われ、これからも同窓生の絆が引き継がれてゆくことを再確認するとともに、来年が待ち遠しいイベントに心躍る思いでした。

 その後、高校43回の古田明裕氏によるリードで肩を組みつつ校歌斉唱を行った後、古田氏による声高々のエールに全員感動しました。最後に、当番招待恩師である渡邊先生、篠木先生、隈先生による万歳三唱によって会を締めくくりました。あっという間の2時間でしたが、お見送り時の皆様の笑顔やねぎらいのお言葉のおかげで、今回の懇親会を当番一同が協力してやり遂げることができて良かった、と心から思った次第です。

第74回 関東地区同窓会総会・懇親会

 私たち高43回のテーマは「紬ぐ(つむぐ)」です。わが校の伝統や先輩方の「遍く想い」を手繰り寄せ、さらに私たち自身の想いと共につむいで、「未来へ」と引き継ぎ渡すことを表しています。

 今回の懇親会では、関東の地において上述のテーマを具現化すべく、『半蔵門に嘉穂魂終結 心ひとつに ふるさと飯塚に誇りを』をスローガンに掲げました。ゆえに余興には、皆様に故郷を懐かしみ、親しんでもらうため、全員参加型のご当地クイズと踊りにしました。お土産品には誰もが郷愁の念を持っていただけるよう、我々の想いをDVDにしたためました。

 同級生との再会を楽しみながら、今後の故郷の発展や、創立123年のわが校の伝統を誇りとしながら、本校ならびに本同窓会の更なる発展に大きく貢献してゆく決意を込め、全身全霊で当番回期としての役目を務めさせて頂きました。懇親会のもう一つのお土産として、出席者の皆様が明日から頑張るための「何か」を持って帰っていただければ、最高の喜びです。

 次回は、高44回生が当番回期として、本年と同じくホテルグランドアーク半蔵門にて、真心こめて皆様をお迎えする予定でございます。来年もまた、笑顔満開の皆様とお会いできることを心より願っております。

 ご来場くださいました来賓の皆様、同窓生の皆様、誠にありがとうございました。これまでに数多くの激励や広告、寄付等のご支援ご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。また、本年の当番業務を支えてくださった高校44回、高校45回の皆さんにも感謝申し上げたいと思います。

令和6年度 嘉中・嘉穂高等学校関東地区同窓会
総会・懇親会実行委員会委員長
野田祥一(高校43回卒)

*同窓会アルバムはこちらからもご覧いただけます。


鎌田靖さん(高28回) 西日本新聞コラム「伝えたい」第2回

 フリージャーナリストの鎌田靖さん(高28回)が、2024年10月から西日本新聞に月1コラム「伝えたい」を連載中。第2回が11月18日(月)に掲載されました。
 2回目は、鎌田さんと新聞との出合いの話。鎌田さんがメディアの世界に進むきっかけになったとも言える2つの大きなニュースとは…。

* 2024年11月18日(月)西日本新聞朝刊掲載

第1回のご紹介はこちらをご覧ください。
鎌田靖さん(高28回)西日本新聞にコラム連載スタート


山見博康さん(高15回) 著書『危機管理広報大全』のご紹介

 広報・危機管理コンサルタントとして、多くの書籍出版やメディア等でもご活躍されている高15回卒の山見博康さんが2024年7月に『危機管理広報大全』を上梓されました。

 神戸製鋼から独立した2002年第1冊目の上梓から22年。つまり、22年間で23冊目の著書となる本書は、2013年に出版された『企業不祥事・危機対応広報完全マニュアル』の新版化で、全20章1568頁に及び、山見さんの40年に渡る広報経験の集大成の一冊。唯一無二・圧倒的情報量の企業危機管理事典と出版元のサイト等で紹介されています。
『危機管理広報大全』自由国民社:2024年07月05日 発行

 また、ビジネス情報誌『財界』2024年09月11日号のブックレビューに於いて山見さんのインタビュー記事も掲載されました。

 インタビュー記事はオンラインでも読むことができます。山見さんの熱い思いが伝わるインタビューです。こちらも併せてご覧ください!
→ 財界オンライン:【著者に聞く】『危機管理広報大全』広報・危機管理コンサルタント・山見博康

*来る11月15日(金)18時半プレスセンターにて出版記念交流会も開催されるそうです。


鎌田靖さん(高28回)西日本新聞にコラム連載スタート

 フリージャーナリストとして活躍されている高28回卒の鎌田靖さんが、10月から西日本新聞に月1のコラムを持たれることになりました。
初回は明日、10月21日(月)に掲載されます。

 しかも、このコラムの担当デスクは高38回卒の弟さんとのこと。兄弟で一緒にメディアのお仕事を担当されるというのも、嘉穂の同窓生としては嬉しいお話です。西日本新聞ご購読の同窓生の皆様、ぜひ、明日掲載のコラムをご覧ください!

 以下、鎌田さんご本人から届いた文書も併せてご紹介させて頂きます。

ーー嘉穂高校28回卒 鎌田靖といいます。NHKの記者、解説委員を経て現在フリーのジャーナリストでTBSの「ひるおび」など情報番組のコメンテーターも務めています。そんな僕が地元西日本新聞で10月から毎月一回コラムを持つことになりました。

 タイトルは「伝えたい」。

 取材の裏話などマスメディアの話題が中心となりますが、故郷筑豊や高校時代の思い出についても言及するつもりです。連載の第一回は10月21日の予定(大きなニュースが飛び込んでくると日付は変わるかもしれません)。

 そしてどうしても皆さんにお知らせしたいのは、西日本新聞のこの連載の担当デスクが10期後輩で高校38回卒の弟、鎌田浩二だということです。弟は新聞記者ですがもちろん一緒に仕事をするのは初めて。西日本新聞の連載を嘉穂高校OBの兄弟が担うというのはあまり聞いた事ないので、まあ同窓の方々の話題にはなるかと思った次第です。西日本新聞が今どれだけ読まれているのか知りませんが、弟のためにも読んでいただけると嬉しいです。
 * 2024年10月21日(月)西日本新聞朝刊掲載