10月25日(金) 第74回 関東地区同窓会出欠のご登録はこちら

第74回 関東地区同窓会総会・懇親会へのご出欠は、下記の登録フォームにアクセスし、9月30日(日)までにご登録をお願いいたします。

2024年度 関東地区同窓会総会・懇親会 出欠登録フォーム

※高25回以上の回期の方のみ、秋の会報に返信用はがきを同封させて頂きます。高25回以上の方は、9月30日(月)必着で返信用はがきからも出欠のご登録が可能です。
→第74回 関東地区同窓会のご案内はこちらをご覧ください。


梶原美保さん(高43回)著書「レジリエンスな女たち」のご紹介

 2024年8月、高校43回卒 梶原美保さんがレジリエンス力(困難から立ち上がる力)で強くしなやかに働く女性の姿を描いたオムニバス小説「レジリエンスな女たち」を発刊されました。
 梶原さんより事務局に著書の紹介文書も頂きましたので、卒業生の皆様にご紹介させて頂きます。

 2024年の関東同窓会当番会期、高校43回卒 梶原美保です。
高校を卒業し、大学進学のため上京して33年が経ちました。現在に至るまで、数回の転職、引っ越しなど、変化の多い人生を送って参りました。2012年に起業し、現在は人事領域を中心としたメンタルカウンセリング、キャリアコンサルティング、社員育成の教育研修、採用支援コンサルティングと、自身の経験を活かした活動を行っています。

 2024年8月に発売した「レジリエンスな女たち」は、この10年、企業向け社員研修や組織・団体からのお声掛けによる講演活動において多くの皆さんに伝えてきた、レジリエンス力=心理学的に申し上げると、心の回復力、心の筋肉をテーマに執筆しました。

 第一作となるこの作品は、働く女性にスポットを当て、年代ごとに抱える悩み、それぞれがぶつかる壁に対して、レジリエンス力をもって乗り越えていく物語になっています。

 専門家の先生方は、自身の専門領域について自己啓発本や専門書を出版される傾向にありますが、私は幼いころから詩や物語を書くことが好きで、いつかは小説を出版したいと考えていましたので、今回は私らしさを活かして小説という形で出版しました。

 思い起こせば、書くことが本格的になったのは、高校時代だったように思います。廃部になっていた演劇部を復活させた際、先輩もいない、部室に台本もない、何もない中、1年生~3年生まで舞台の7~8割は、脚本を自身で手掛け演じていました。こうして書いていると、あの輝かしい時代を思い出します。現在は、生まれてから筑豊で過ごした18年をはるかに超えた年月を大都会で生きていますが、私の原点はあの場所にあります。この度、私の書くことの原点となった嘉穂高校出身の皆様に、私の著書をご紹介いただけるとのこと、本当に嬉しく、感謝しております。有難うございます。

 誰でも生きていれば予測できない困難に遭遇します。しかし、私たちは、命がある限り生き続けなければなりません。逆境に立った時、その出来事をどのように捉えるのか、その視点、心持ちが、自身の心の状況や行動を変えていきます。レジリエンス力は、性別、国籍、年齢問わず、だれもが必要な力です。この記事を機に、皆さんにレジリエンスについて知っていただけましたら幸いです。

高校43回卒 梶原美保

◆書籍はネット販売となっています。
レジリエンスな女たち | 出版書誌データベース (books.or.jp)
その他、アマゾンをはじめ、楽天ブックス、紀伊国屋ブックス等で販売されています。